WP Apex Pro 7746 Rear shock

2015、2016と2年連続世界 moto2 クラスチャンピオン、2016年世界選手権SS600チャンピオンをはじめ、 過去世界選手権SS600を7年連続制覇、世界選手権SBKチャンピオン獲得、国内では圧倒的な強さで GP-2クラスチャンピオン獲得など、各地で輝かしい成績を残し続けた4618コンペティションリアショックの 最新バージョンです。既に昨年、国内でもノーマルエンジン+ノーマルフレームのBMW S1000RRで 鈴鹿サーキットにおいて2分8秒5を記録(JSB1000クラス)、2016年の全日本選手権GP2クラス 筑波ラウンドにおいてコースレコードを樹立等、年々過熱するレーシングタイヤの進化に対応すべく 新設計のWP-BVS(big valve system)によりコンプレッション側ダンピングのレスポンス、クオリティ、 アジャストレンジを大幅に引き上げ、タイヤの持つポテンシャルを存分に発揮します。

新型7746 APEX PRO BVSモデルの特徴

1. 新型ハイ・ローコンプレッションアジャスター “WP-BVS” 採用。
サスペンションに対しより過酷でより多くの要求がされるモトクロスのファクトリーサスからの 技術フィードバックを受けロードレース専用にチューニング。 大容量化にくわえ、ハイスピード側は専用のシムスタックバルブも採用。ダンピングを確保しながら よりしなやかな作動性を実現。トラクションとスタビリティが向上、タイヤライフを大幅に向上させます。 シムスタックを有することによりアジャスター自体のファインチューニングも可能。 また大容量化のアドバンテージを生かし単なる多段数化ではなく実効的なアジャストレンジを拡大しました。 アジャスト範囲 ハイコンプレッション40段階・ローコンプレッション50段階

2. ニューセッティングワンウェイバルブ
従来型からより改良を加え、新しいセッティングを施されたワンウェイバルブ。 リバウンドダンピング調整時に起こるコンプレッション側ダンピングへの影響を低減し、また低速時における リバウンドダンピングの立ち上がりをコントロールします。もちろんシム変更によりファインチューニングも可能です。

従来型4618と共通の特徴

1. スプリングやピストンロッドを除くほぼ全ての使用パーツが7075アルミ削りだしで構成され高精度、超軽量スムーズな作動を実現。
2. 市販品として最大径の18mmピストンロッドで効果的に多くのオイルを WP-BVS にフローさせます。
3. 温度の上昇時にも安定したダンピングを発生させるための大径リザーバータンク
4. 超低フリクション X-リングタイプオイルシール
5. オイルシール下に配置され常にオイルで潤滑される低フリクション設計の専用DUブッシュ
6. ブレーキング時のリアの安定感、低荷重時の初期作動を向上させる等様々なメリットを持つリバウンドスプリング搭載
7. アンダー側スプリングリテーナー下に配置されたアキシャルベアリングでスプリングの捻 れを効果的に排除
8. 表面処理された低フリクションの最高品質バルブシムを使用
9. 繊細なセッティングを可能にするよう計算され尽くしたリバウントアジャスター
10.イージーでクィックな操作を実現する油圧プリロードアジャスター標準装備
11.車高調整機能標準装備